購入の前に・子犬の性格を見分けよう

犬の性格は犬種によっても違いますが、同じ犬種の中でもオスとメスでは性格が多少違ってきます。

また、その中でもさらに一匹ずつ個性があるように性格も差がありますので、
もし同じ犬種の子犬が何頭かいる場合には、一度性格を確認してみませんか?

まず座って姿勢を低くします。そっと手を差し出して「おいで、おいで」と声をかけてみてください。
その時の子犬の反応で、その子の性格がわかりますよ。

その①…しっぽがとれてしまいそうなほど振りながら近づいて、差し出した手に興味を持つ子
    性格は明るくて好奇心旺盛。とても積極的なタイプです。
    たくさん遊んであげられる家族構成やライフスタイルの人にオススメです。

その②…特別騒いだりせず、そっと近づいてくる子。なでてあげると喜ぶタイプ。
    この子は好奇心旺盛で人間も好き。でも慎重さがあり、優しい性格。
    初めて犬を飼う人や、穏やかに犬とつきあいたい人にオススメ。

その③…オドオドと隅っこで様子を見ている子。
    このタイプは内気。本当は愛情が欲しい寂しがり屋さん。
    世話好きの人や静かな家庭で育てて欲しいタイプの子。おおらかな性格に育ちます!!

その④…遠くからワンワン吠える
    まだ人間をすごく警戒しているタイプ。無理に触ろうとすると余計に警戒するので、
    子犬の時期に時間をかけて人や物、他の犬たちにも慣れてもらう必要があります。
    犬には子犬の時期に「社会化期」という時期があり、その時に物や人、兄弟とのルールや
    関わりを学んでいきます。それが上手に行われれば警戒心が強い犬でも十分に人になつくので
    心配はありません。出来れば静かで落ち着いた家庭に迎え入れてあげて欲しい子です。

その⑤…一番に来た子犬を邪魔して、自分が一番になろうとする子
    自分に自信があり、自己顕示欲が高い。頭が良過ぎるタイプなので逆にしつけが難しいかもしれない。
    ショーや競技会でトップになる犬に多いタイプの性格ですが、飼い主にも力量が必要です!!
しっかりと強いリーダーシップで犬を指導出来る人、犬との絆を結べる人が向いています。